ディックに発生した過払い金をCFJに請求する際の注意点

■2008年11月から新規受け付け停止中のディック
ディックファイナンスは、シティグループが資本参加していた消費者金融の一つで、アイク、ユニマットライフと合併してCFJとなったのちも、会社として存続し続けディックというブランド名で貸付をしていました。
しかし、シティグループの経営悪化などが影響してCFJが国内事業の縮小を行った結果、2008年11月28日に新規受け付けをすべて停止しました。

 ■ディックに対する請求はCFJに対して行う
ディックはブランド名であり、事業主はCFJなので、ディックで取引をして過払い金が発生した場合はCFJに請求します。
なお、ディックは2002年に店舗や債権などを譲受しているのでマルフクで過払い金が発生している場合もCFJに引き継がれていることになりますが、取引の分断や取引履歴がない消滅時効にかかっているなどの争点を争うケースが多くなっています。

 ■ディックとの取引で発生した部分はスムーズに返してもらえるか?
CFJに請求をすると、任意交渉の段階ではこちらの要求に対して7割くらいの額を提示して和解を提案してきます。
減額の条件に応じない場合は訴訟で争うことになります。
第1回の期日前までにCFJから和解の提案があって満額での和解が成立すれば、入金を確認後に訴えを取り下げます。
しかし、CFJが徹底的に争う姿勢を見せた場合は判決を取ります。

 このように、ディックに対する請求はCFJの対応によって大きく変わってくるので、個人で対応するのは困難と思われます。
安易に減額に応じれば大事なお金を損してしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、ディックへの過払い金請求は弁護士に相談することをお勧めします。

【関連情報】
日本司法書士会連合会